アルザスの花と緑あふれる街<フランス・ストラスブール>/Strasbourg

パリから列車で2時間弱、アルザスの中心、グラン・テスト地域圏の首府、ストラスブール(Strasbourg)
フランスとドイツの国境に位置し、夏は街中に咲き乱れる花でいっぱい、冬はヨーロッパ最古にして最大のクリスマスマーケットに毎年数百万人もの観光客が訪れる、夏も冬も見応えたっぷりのフランスが誇る観光地の一つです。
また、古代ローマ時代からヨーロッパ有数の温泉地として知られるバーデン=バーデン(Baden-Baden)もお隣、そして、
古くはフランスとドイツの領土争いの狭間で歴史に翻弄されてきた街です。

両国の文化が融合しあった、独特の雰囲気を醸し出す街並みは、評判通り美しい。
旧市街、グラン・ディル(Grande Île)は、世界遺産にも登録されています。

数あるフランスの観光地の中でもトップクラスのアルザス。その中心地、ストラスブール駅(Gare de Strasbourg-Ville)は、連日観光客でごった返します。
パリ周辺を除くと、フランス国内第3位という旅客者数がそれを物語ります。

フランスの他の駅舎と比べると、意外にも近代的に見える外観のストラスブール駅。

近づくと、より個性的な駅舎が興味深い。
でも、実はこの外観、あくまでも”外観”演出で、歴史的建造物である駅舎をそのまま残し、ガラス張りのアーチ状の大屋根で全部覆ってあるんですよ。

駅から延びる緑とミストシャワーの通路を抜けると、街の中心に繋がります。

美しく陽気な雰囲気を醸し出す街の風景。夏のイル川 (Ill)周辺は、色とりどりの花に包まれます。

河岸の広場も緑いっぱい、街歩きの途中のカフェもロケーション全部いい。

グラン・ディル(Grande Île)

世界遺産登録されているストラスブール旧市街、グラン・ディル(Grande Île)

ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)

ストラスブールの象徴、ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)
世界遺産のノートルダム大聖堂は、パリ、ランス、アントワープ(ベルギー)に次いで4つ目。
どれも荘厳で建築物として素晴らしく、圧倒されますが、1647年から実に230年もの間、世界一の高層建築に君臨したその雄姿は惚れ惚れするほど荘厳で美しい。

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