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Toggleオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)
オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)は、誰もが知る市場最も偉大な映画女優の筆頭です。
意外にも、生まれはベルギー(ブリュッセル)、育ちはイギリス(国籍もイギリス)、第二次世界大戦中はオランダに居住した経験を持つ彼女は、終戦後、イギリスで数本の映画に端役ばかリの不遇な時期を乗り越え、1953年、「ローマの休日」主演女優という運命の出会いを果たします。
その熱演は、アカデミー主演女優賞をも手中にし、そこからはもう誰もが知るようにスターダムを駆け上がっていきます。
彼女は、映画ではアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、舞台ではトニー賞、そして死後にもグラミー賞、エミー賞をした、数少ない俳優の一人です。
フランスを舞台にした作品
「ローマの休日」(Roman Holiday)や「ティファニーで朝食を」(Breakfast at Tiffany’s)の人気トップ2作品がイタリアを舞台にした映画なだけにイタリアのイメージが先行するオードリーですが、他作品で人気、評価共に高い作品のほとんどがフランス(特にパリ)を舞台にしたものです。
「麗しのサブリナ」(Sabrina, 1954)
「パリの恋人」(Funny Face, 1957)
「昼下りの情事」(Love in the Afternoon, 1957)
「シャレード」(Charade, 1963)
「パリで一緒に」(Paris When It Sizzles, 1963)
「おしゃれどろぼう」(How to Steal a Million, 1966)
レマン湖畔に眠るオードリー
晩年の彼女は、レマン湖畔の街を愛し、エヴィアンにもよく訪れたといいます。
彼女が眠る地は、エヴィアンの対岸にある「トロシュナ」(Tolochenaz)というレマン湖畔のスイスの小さな村。
トロシュナの墓地から、レマン湖畔を望むように彼女は今眠っています。