ポール・ボキューズを生んだ、フランスNo.1美食の街<フランス・リヨン>/Lyon

再び、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ(Auvergne-Rhône-Alpes)のフェーズ。
シャモニー・モンブラン(Chamonix-Mont Blan)も属するオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ、その中心がここ、リヨン(Lyon)
フランス中の誰もが認める、フランスNo.1の美食の街です。

中世の街並みがそのまま残るリヨン旧市街。その旧市街全部が、「リヨン歴史地区」として世界遺産です。
どこを歩いても風情ある街並みに、さすがの美食の街、レストランひしめきあってます。

リヨン伝統「ブション」料理屋

リヨンには、「ブション」(Bouchon)と呼ばれる独特のスタイルの伝統料理があります。
それは、レストランではない、いわば大衆食堂。なんでも残さずいただく、というコンセプトが根底にある食への向き合い方。
さすが、リヨンですね。

サン・ジャン大聖堂(Cathédrale Saint-Jean Baptiste)

旧市街の真ん中には、リヨンの象徴「サン・ジャン大聖堂」(Cathédrale Saint-Jean Baptiste)が聳え立つ。
完成まで300年掛ったそうですよ。

美味しいパン屋

フランスのパンの美味しさは言わずもがな、リヨンはパン屋もレベルが高い。リヨン歴史地区の中にあるこのパン屋も美味しかったな。PAULもERIC KAYSERもCHEZ MAITRE PIERREも大好きだけど、このブーランジェリー美味しかった。

BOULANGERIE DU PALAIS
8 rue du Palais de Justice 69005, Lyon, France

レ アル デ リヨン ポール・ボキューズ(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)

リヨンは、パリに次ぐフランス2番目の都市であり、TGVが最初に開通した街でもある。そのインフラ優位が、食材の流通を生み、輪をかけて、ブルゴーニュやローヌなどワイン産地に囲まれた恵まれ立地も手伝い、そういった”おいしい”理由があってこその美食の所以なのだろう。
そして、リヨンは、フランス料理界の巨匠ポール・ボキューズ(Paul Bocuse)を生みだします。
彼が最後に遺した功績、リヨン中央市場。通称、「レ・アル・デ・リヨン・ポール・ボキューズ」(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)は、何度足を運んでもただただ心踊らされます。

リヨンに生まれリヨンで活躍した同志を大切にするポール・ボキューズの精神がここにはあります。
フロマージュの名店「Le Mère Richard」は、リヨン生まれのRenée Richardにポール・ボキューズが愛称として付けたニックネーム。チーズを使うメニューには必ず彼女の名を付けたんだそう。
1922年創業「La Maison Sibilia」も、リヨン生まれの伝統的なシャルキュトリーの名店。
どちらも、ポール・ボキューズのレストランを支えたバイプレイヤーで、今じゃ主役級ながら、ここでもしっかり脇を固めてます。

Les Halles de Lyon Paul Bocuse
102 Cr Lafayette F, 69003 Lyon, France
https://www.halles-de-lyon-paulbocuse.com/

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