マルゴーのワイン畑＜フランス・ボルドー＞／Bordeaux

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改めて、シャトー・マルゴー（Château Margaux）

ボルドー＝サン＝ジャン駅（Bordeaux Saint-Jean）から列車に揺られること４５分で、マルゴー駅（Gare de Margaux）に到着します。
ほとんど人の気配がしない、シャトー・マルゴー（Château Margaux）はじめ名だたるシャトーがここに点在するとは到底思えない、素朴な駅。
お目当てのシャトー・マルゴーまでは歩いて約３０分です。

マルゴーのブドウ畑を歩く

ニュースにもなってたボルドーの猛暑は想像以上に厳しくて、照り付ける陽射しを避ける建物もなく、日傘もない、途中にカフェやストアもない、水切らしたらどうしようと不安を背負った道のりを孤独と一緒に歩きました。
熱中症でブドウ畑で倒れたら、見つかるのは次の収穫の日だな、日本でもニュースになるな、とか考えながら。

ずっと、こんな風景です

どこのシャトーも境界線や有刺鉄線など隔てるものはなく、間近でブドウが見られます

境界線は、こんな看板くらい

秋の収穫に向けて実るブドウ

ほんと、人に会いません

ぽつんと一軒のレストラン

必要最低限の看板の実で景観を損なわない配慮があるようです

死ぬまでに一度でいいから、フランスでブドウの収穫を経験してみたい。そして出来上がったワインの飲みに行きたい

ずっと見てられる…

ん、テルメ？

Château Marquis de Terme

Margauxのブドウ畑のど真ん中でふと目に止まった、
Château Marquis de Terme

まさか、ここにテルメが、と。
コーダリーのヴィノセラピーみたいなスパがここにもあるのかと。
全然違いました。普通にワイナリー。それも老舗の。
１７６２年から始まった「Château Marquis de Terme」は、１８５５年にGrand Cru classé de Margauxに格付けされた名シャトー。
立ち寄らないわけにはいかないよ。