ボルドーと言えば、ワイン。ボルドーワインと言えば、5大シャトー。
8,000を超えるボルドーシャトーの中でも最高ランクであり、最もよく知られているのがシャトー・マルゴー(Château Margaux)じゃないでしょうか。
そのシャトー・マルゴーに、やっと来ることができた。
死ぬまでに一度行っておきたかった、その一つ、シャトー・マルゴー。
たぶん、多くの人は数あるツアーに申し込んで行くのかな。Margauxのシャトーはいくつかあり、飲み歩くだろうから車はないし。
ここは列車で行ってみようと、ボルドーから北へ約1時間。辿り着いた駅はあまりにも小さく素朴で、誰も降りません。駅周辺、人っ子一人いません。
サンテミリオンだって数人は降りたのに、誰も降りない。
駅から約30分、Margauxのブドウ畑しかない、照り付ける陽射しを避ける建物もない道のりを孤独と一緒に歩きました。最後まで誰とも擦れ違わなかったな。
レセプションで特に手続きなどせず、門を潜ってすぐシャトー・マルゴーのブドウ畑が広がります。
辿り着いたシャトー・マルゴーは、他と一線を画すような独特な気の流れがあり、厳かで空気もなんだかひんやりとした特別な場所でした。
陽の光をたっぷりと浴びるブドウたち、
マルゴー全体で、高い建物は一つもありません
たまに、ブドウ運搬車が擦れ違うだけ
夏の強い陽射しを遮ってくれる並木道が涼しげで気持ちいい
至宝のブドウ
申し込めば中に入って見学できます。
シャトー・マルゴーの歴史資料館