世界遺産の中の世界遺産、“月の港”<フランス・ボルドー>/Bordeaux

知らない人いるんでしょうか、ボルドー(Bordeaux)を。
100人中99人は、ワインの街と答えるでしょう。
その1%のマイノリティでいい、私はボルドーを希有なスパの地と伝えたい。
それを伝えるに、奇をてらったような映り方はしたくないので、ボルドーのマジョリティな印象部分、街の風景、環境、文化の背景を交えてボルドーをお伝えします。

ボルドー(Bordeaux)は、フランス南西部の中心的な都市。ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の首府、ジロンド県の県庁所在地。ボルドーワインの産地として世界的に有名。
2007年、ボルドーの市街区域が「月の港、ボルドー」として世界遺産登録された。
Wikipedia

ボルドーへのアクセス

パリからは、飛行機だとシャルル・ド・ゴール空港から1時間15分。列車でモンパルナスからTGVで2時間。ここはTGVが無難です。

でも、パリ以外の都市を絡めてのボルドーなら、ヨーロッパLCC航空「easyJet」が、リヨン、ニース、マルセイユ、ジュネーブ便を飛ばしているので、それら絡めると効率いいですよ。私はそうしてます。

「月の港」として、2007年世界文化遺産に登録された、その、建築表現や都市計画の継続性、調和のある街並みが価値として認められ、市の総面積の約半分もの広大なエリア、それ自体が世界遺産のボルドー。
その中に今も尚、大切に管理されながら現役として君臨する350もの歴史的建造物や、そのうちの3つは1998年に世界遺産登録された聖堂等も含まれています。

街の風景(2024)

まずは、街の風景から徐々に、

街の風景(2016)

Intercontinental Bordeaux Le Grand Hotel

Opéra National de Bordeaux – Grand-Théâtre

ブルス広場(La Place de la Bourse)

ボルドー最大の象徴的場所、ブルス広場(La Place de la Bourse)。その水鏡(Le mirroir d’eau)は、年間の約半分にも及ぶ雨が作り出す、自然の芸術です。

雨で濡れてないとこの状態。でも、そんな日は下から噴水が出て水を張ってくれる。

カンコンス広場(Place des Quinconces)

ボルドーの中心、カンコンス広場(Place des Quinconces)
ヨーロッパ最大級の広場では、毎年多くのイベントが開催される。

サン・タンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André de Bordeaux)

1998年に世界遺産に登録された教会で、まさに世界遺産の中の世界遺産。

カイヨ門(Porte Cailhau)

1494年建築、ボルドーを守ってきた城門。

サン・ミッシェル大聖堂(Basilique Saint-Michel)

15~16世紀に建てられた教会。こちらも世界遺産の中の世界遺産

旧市街のどの角度からも見える、サン・ミッシェル大聖堂の尖塔

ポン・ド・ピエール橋(Pont de Pierre)

ナポレオンの命で架けられた、「Napoleon Bonaparte」の文字数17個のアーチから成る、ボルドーでもっとも古い石橋。

その他、街の風景

ビクトワール広場のワインを称える塔

ボルドーが英国領になった時、ボルドーから英国軍を追い払ったのがジャンヌ・ダルク。ここにも、ジャンヌ・ダルクの奇跡を見る。

ライトアップされる証券取引所

夜も、比較的安全です。

年間約半分降る雨の恩恵は、ワインの土壌を最良にすることと、あともう一つ、石畳を輝かせるために降るんだ、きっと。

路地裏に必ずある名店に惹き寄せられる。

普通の住宅にもブドウの蔦が絡まるボルドー

玄関先にブドウも実ってます

ボルドーレッドと対照的なボルドーブルーな夜

この空の下で飲む赤ワインがほんと美味

ワインの消費率ハンパない

いつまでも暗くならない夜につき。

スーパーに銃弾撃ち込まれてるの、なんで??

スターバックスも…

どういう状況だろう…

ボルドーの桜

ボルドーにも桜が咲きます。日本から送られた桜なんだそう。ソメイヨシノなのかな

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