古城巡りの拠点、日本文化の最先端<フランス・トゥール>/Tours

パリからTGVで1時間15分、トゥール(Tours)。
サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏(Centre-Val de Loire)の主要都市であり、フランス西部の交通の要所。また、ロワール渓谷一帯の古城巡りの拠点として、観光客が多い街です。
トラムが走る綺麗で美しいナシオナル通り(Rue Nationale)と、路地を入ると瞬く間に空気が変わる古き良き旧市街地の面影とが絶妙に交錯するトゥール。小さい街ながら奥行き深い街です。

トゥール駅

ロワールワインのブドウ畑を抜けてトゥールを目指します。

きれいな街ですよ、

街の中心、ナシオナル通り(Rue Nationale)もきれい。
また、昨今は「ジャパン トゥ-ル フェスティバル」(JAPAN TOURS FESTIVAL)の人気が過熱していて、2025年には10周年を迎えるフランスでも最大級のコンテンツに育ちました。
日本のマンガ、アニメ、ゲーム、フィギュア、コスプレ等々をお目当ての世界のファンが約26,000人集結するビッグイベントです。

トゥール市庁舎(Hotel de ville de Tours)

トゥール駅やパリ「オランジュリー美術館」(Musée de l’Orangerie)と同じ設計士による市庁舎。トゥールのシンボリックな建物です。

サン=ガティアン大聖堂(Cathédrale Saint-Gatien)

街中に聳え立つ、約400年掛けて建てられた大聖堂「サン=ガティアン大聖堂」(Cathédrale Saint-Gatien)

いやー、圧巻だ。

プラス・プリュム(Place Plum’)

パリに移る前のかつてのフランスの首都、トゥール。
ロワール川の古城群が王族の住まいに対し、庶民が暮らしたこの街は、トゥール市庁舎(Hôtel de Ville)やサン=ガティアン大聖堂(Cathédrale Saint-Gatien)を中心に当時から庶民の憩いの場だったプラス・プリュム(Place Plum’)が奥の深さを感じさせてくれます。

トゥール一番の賑わうエリア

中世の建築様式そのまま

広場に広がるレストランのテラスで食事を楽しむ

ジャンヌ・ダルクの足跡

かつて、フランスとイングランドが激しく戦った時代、トゥールとパリのほぼ真ん中に位置するオルレアンがいよいよ陥落寸前というときに、1429年、突如として現れた弱冠19歳のジャンヌ・ダルク
彼女の活躍でオルレアンを守り抜き、そこから劣勢のフランスを建て直したのは有名な話ですが、オルレアンに向かう途中、鎧を作らせるために立ち寄ったのがトゥール。
その建物が今も現存しています。
Maison de la Pucelle Armée

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