Table of Contents
Toggle牡蠣の街、カンカル
サンマロから車で20分。牡蠣の街、カンカル(Cancale)。
美しい海で採れる牡蠣は、フランス王室御用達の牡蠣です。
モン・サン・ミッシェル湾の西端に位置するカンカル、
希少なヒラガキ「ブロン」は、ここモン・サン・ミッシェル湾で採れます。
ムール貝も、モン・サン・ミッシェル湾産はブランド貝で、名だたるレストランのムール貝はここのを使ってます。
天気がいい日には、対岸に、
モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)
カンカルの牡蠣は、1970年代に牡蠣の伝染病で絶滅の危機に晒されたことがあります。そのカンカルの牡蠣を救った救世主は、広島、三陸地方の牡蠣業者たちでした。日本産マガキの稚貝を送り、復活したのです。
その恩返しとして、東日本大震災の際にカンカルから三陸地方に送られた牡蠣や牡蠣養殖に必要な道具が、三陸の食文化を救ったのです。
牡蠣市場(Marché aux Huîtres de Cancale)
ブルターニュを旅する時は、是非、カンカルの牡蠣市場(Marché aux Huîtres de Cancale)に行って、牡蠣を堪能しましょう。朝8時からやってます。
アクセスは、サンマロから。公共機関だとバスで行けますが、レンタカーやタクシーがいいですね。サンマロ駅前のレンタカー屋「SIXT」がオススメ。(ワイン飲むなら、Uberで)
牡蠣市場は、漁港併設の駐車場から歩いてすぐ、毎日朝8時から数店のストアが並びます。
価格、質、ほとんど一緒ですね(というか、統一させてるのかな)
店選びは、ジャケ買いの感覚で、
呼び込み、取り合いは一切ない、あとはあなたのインスピレーションで。
結果、ここのストアにしました。
お値段はというと、中間くらいの大きさの3番(0から5番まで小さいほど大きい)で、1ダース6.5ユーロ。安い!
※2023/06/20のレートが、155.77円なので、約1,000円。安い!!!
かっこいいおっちゃんに
3種をMixにして、1ダース堪能しました。
レモンはサービス。ビネガー持ち込み可、ワイン持ち込み可。
その辺に座って牡蠣をむさぼります。ベンチもOK、簡易の共同テーブルも用意されてますよ。
食べ終わった貝殻は目の前に投げ捨てる。海岸は貝殻でいっぱい