踊ぃ飛琉 Udui HARU「沖縄燦燦」<フランス・アヴィニョン>/Avignon

2014年のアヴィニョン・フェスティバル、日本からは4組が参加していました。その中の1つが、「沖縄燦燦」。

沖縄燦燦は、前年も参加していて、そのときに現地紙「ラ・プロヴァンス」から高い評価を受けたということで、結構大きめの劇場が割り当てられたそうです。

演目である「島に生きる人々の命の歌」を踊り、舞い、上質の三線とバイオリンが奏でる音が、心地よくて、気持ちよくて、初めての感触でした。

100人を優に超えるお客様を前に堂々のパフォーマンス。

スタンディングオベーションと鳴りやまない拍手喝采の中にいた沖縄燦燦メンバーの充足感は、アヴィニョン・フェスティバルのすべての演目を観たわけじゃないけど、日本人としての贔屓目なしでトップクラスと伝えたい。

沖縄燦燦のメンバーが所属する「踊ぃ飛琉 Udui HARU」は、沖縄県浦添市に稽古場を構え、琉球王朝時代から続く琉球古典舞踊を伝承するエンターテイナー集団。

踊ぃ飛琉を率いる宮城先生の礼儀を重んじる指導方針と文化継承の情熱は、度々、沖縄発信のPRでキービジュアルになるほどのトップランナーです。
琉球の、そして悠久の文化を受け継ぐ彼女たちにこれからも注目です。

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