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ToggleパリからTGVでサンマロへ
サンマロへのアクセスは、パリ・モンパルナス駅(Gare Montparnasse)からTGVで2時間20分。サンマロ駅(Gare de Saint Malo)は終着駅です。
サンマロ観光は、城壁内の旧市街と海沿いを歩くのが決まり、重い荷物をまずホテルやAirbnbに置いてから散策に繰り出しましょう。
グランド・プラージュ・デュ・シヨン(Grande Plage du Sillon)
特に、サンマロと言えばこの海岸です。
「グランド・プラージュ・デュ・シヨン」(Grande Plage du Sillon)
この海岸沿いのホテル、バカンスシーズンはほとんどが満室になるんですよ。旧市街の街並みもそんなに遠くない、満室必須なエリアです。
夏も冬も、グランド・プラージュ・デュ・シヨンには多くの人が海岸に降りて海水浴を楽しみます。ただ、潮の満ち引きが激しいゆえに、海岸にはストアは一つもありません。
フランスの偉大な作家であり、政治家であり、ステーキの名称シャトーブリアンの由来にもなった「フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン」(François-René de Chateaubriand、1768年9月4日-1848年7月4日)が眠るグラン・ベ島も沖合に見ることができます。
サンマロ名物、大潮の高波
この「グランド・プラージュ・デュ・シヨン」(Grande Plage du Sillon)沿いのホテル、大潮の日は特に予約困難で、だいぶ前からすべて埋まってしまいます。
満潮時に押し寄せる波の勢いが激しく、防波堤を優に超える高波はホテルを飲み込むほどのダイナミックで、それ見たさにホテルが満室になるんです。日本の台風と比較すると、日本なら避けられるのに、サンマロはその逆で観光客が押し寄せます。台風とは違って暴風はなく、潮の勢いで起こる現象なので、圧巻の光景が見所です。
普段の満潮時も大潮ほどではないけど、海の力強さを感じますよ。そんな生命力ありありの海の絶品シーフードに期待大ですね。
表情豊かな海
とはいえ、潮が満ちてくる時だけその勢いは激しいだけで、満潮時以外は穏やかで雄大で表情豊かなサンマロの海です。
サンマロの海に打ち付けられている3,000本もの杭は、防波堤を乗り越えてくる高潮を食い止めるための消波杭であり、ムール貝の養殖でも活躍した杭です。(現在は、養殖はしていない)
夏も冬も、朝も夜も、サンマロの海は魅力的。夕陽に寄り添う老夫婦がなんてお似合いなんだ!